自己満足になっていませんか? https://zerostyle.co.jp/blog/%e3%83%9b%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%83%87%e3%82%b6%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%81%ae%e9%87%8d%e8%a6%81%e6%80%a7%e3%80%81%e8%87%aa%e5%b7%b1%e6%ba%80%e8%b6%b3%e3%81%ab%e3%81%aa%e3%81%a3/
本日はホームページのデザインについてお話をさせていただきます。
「あなたのホームページ、自己満足になっていませんか?」
ひと昔前までは「持っていたらすごいね!最新のものを取り入れているね!」
現代では「持っているのが当たり前。でもまだ余裕が無いからゆくゆくは持ちたいよね」
最近では「無くてはならないもの。まず持たないと始まらないよね!」
というように、社会的にもホームページに対する考え方が変わってきました。
現在では企業の95%以上が利用しており、全国のインターネットユーザーが3人に2人という統計データもあるように、ホームページが年々重要視されています。
ただし、ホームページはただ「あるだけ」では意味がありません。
■自社の特色が表現できているか?
商品・人・事業内容・社風など
■狙いたいターゲットに訴求できているか?
男性?女性? 20代の若者? それとも子育て世代?
■欲しい情報が見つけやすい構成になっているか?
サイト訪問者にとって欲しい情報まで2,もしくは3クリックでたどり着けるか?
など、これらを踏まえて作成することでホームページの効果が変わります。
今回はそれらを踏まえてホームページのデザインについてお話いたします。
まずあなたの『ホームページのゴールは何か?』を確定させます。これは企業ごとに違います。
例えば
・ホームページを見て来店してもらいたい。実店舗をもつ飲食店やアパレル関係。
・ホームページを見て資料請求や問い合わせをしてもらいたい。塾や介護施設など。
・ホームページを見て自社に対する信用度を高めたい。弁護士や行政書士などの士業の方。
・ホームページを見て「この会社変わってるな!」という興味を持ってもらいたい。若いベンチャー企業など。
・ホームページを使ってブランド力を高めたい。自社オリジナル製品などを販売している会社。
・ホームページを使って求人募集を強化したい。どの企業にも当てはまります。
・ホームページを使ってネットショッピングをしたい。全国的に販路を広げていきたい会社。
最終的には自社の売上・集客に結びつくものばかりですが、ホームページにどこまでの役割を果たしてもらいたいか、これを最初に確定させることが重要になります。
そして、そのゴールを達成するためにはどのような表現が良いか?どのようなコンテンツを盛り込み、どのように誘導すれば良いか?などが決まります。
そしてそれらを表現できるデザインを作り、自社オリジナルのホームページを作ります。
ただ綺麗なデザインを作れば良いというわけではありません。
例えば、価格の安さが売りの企業がシンプルで綺麗なホームページを作っても、自社の強みが全く表現されていないものになります。
会社の雰囲気がアットホームで、とにかく明るく元気な社員が働く工場が、機械の画像ばかり掲載していたら堅苦しい企業に見られます。
仮にドロ臭い表現でも、それが自社の強みや特色を表現でき、ターゲットに伝わるのであればそれは素晴らしいホームページです。
あるグラフィックデザイン会社のホームページは当初、女性が好みそうな綺麗でやわらかいデザインを作ることを自社の強みとしていたため女性のお客様相手の商売をされている会社に自社の強みが伝えられるようなホームページデザインでした。
なので、その頃はデザイン性を重視するアクセサリーのお店や美容業などからのお問い合わせが多くありました。
しかし、1年程前にサイトをリニューアルしました。
今まで個人事業主・店舗様とのお付き合いが多かったので、今後企業様との取引の強化もしていきたい!制作単価も上げていきたい!
ということでイメージをガラッと変え、当初と違い、少し堅い企業としてのイメージと内容ページのボリュームを増やしました。
もちろん今まで獲得をしてきた客層もより一層お問い合わせをいただけるようにもサイトに工夫もしました。
するとどうでしょうか?
少しデザインやサイトの表現の切り口を変えるだけで、企業からのお問い合わせも徐々に増え、パートナーとして提携したいという協力会社からの問い合わせなども増えました。
パートナー提携は予想外でしたけどね。
<ここでポイント①!>
ホームページはインターネットを通じて全世界に発信する企業の情報ですので、「ホームページを通して自社をどう見られたいか?」「どのようなアクションをしてもらいたいか?
「ゴールの設定」などをしっかりと考え構成されたものでなければ、宝の持ち腐れです。もしそれらを踏まえた上で効果がないのであれば、今のホームページの何がいけないのか?
をしっかりと検証し改善することが重要です。
<ここでポイント②!>
ホームページの見た目は重要です。営業と一緒です。
胡散臭そうな営業マン、だらしなそうな営業マンではいくら良いものでも買いたくないですよね?それより信頼できそうな、自社の強みをしっかりと説明できる営業マンのほうが良いですよね?
ということで、つまりホームページはデザインも大事です。
皆さんホームページのデザインをしっかりと考えていますか?今からでも全く遅くないです。
デザインは企業のイメージを大きく変えます。再度検証してみてはどうでしょうか?
最後に、絶対にやってはいけないよくありがちな間違えをお伝えしたいと思います。
それはズバリ、自己満足なホームページになっていませんか?ということです。
私たちはあくまでも「お客様のお客様(エンドユーザー)」の目線で制作を行っていきます。
エンドユーザーがいかに見やすくそのお店・企業の知りたい情報をストレスなく収集できるか。行ってみたいと思うか、買ってみたいと思うか。
全体的な色味のバランスや文字間、画像の配置にいたるまで細かく考えます。
ですが残念なことに中には自己満足なホームページを押し通してしまう方がいます。
最終的には結果がすべてですが、まずうまくはいきません。
エンドユーザーが何を求めているのかをしっかりと見極め、情報を発信し続けていくことが成功への第一歩だと思います。
一度自社サイトを見直すきっかけになれば幸いです。